インタビュー結果より、家族によって様々な
今どきの子育ての実態をまとめました。
人間関係
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01. 多様なパパと多様なママで独自のスタイル形成
- クラスタ
- パパの潮流
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02. パパの成長トリガーは突然に
- クラスタ
- パパの潮流
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03. 「家族水入らず」は甘んじるべし!
- クラスタ
- あとよろパパ
家事
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04. ロールモデル不在。やっていない人の話を聞きたい!
- クラスタ
- パパの潮流
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05. 皿洗いリーダーはパパ!
- クラスタ
- ダブルスパパ
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06. “料理”こそ家族のハートを掴むワザ
- クラスタ
- ダブルスパパ
育児
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07. 家族のために4時起き朝活宣言!
- クラスタ
- 全方位パパ
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08. パパと子どもだけのヒミツの遊び「R」
- クラスタ
- 全方位パパ
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09. 地域のリーダーパパに昇格しパパも子どもも積極的に
- クラスタ
- 仲間愛パパ
仕事・役割
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10. 会社の環境は子育てパパに追い風
- クラスタ
- パパの潮流
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11. 写真と動画で周囲から賞賛の嵐!
- クラスタ
- 自己PRパパ
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12. 子育て知識を活かして金言伝授!
- クラスタ
- 自己PRパパ
消費
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13. クルマくらい、俺好みであれ
- クラスタ
- あとよろパパ
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14. コスパ命! デキる買い物術
- クラスタ
- 全方位パパ
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15. 多様性の象徴・俺のガジェット活用術
- クラスタ
- パパの潮流
趣味
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16. 仕事帰りこそ“俺の時間”を有効活用
- クラスタ
- あとよろパパ
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17. 残業という名の“漫喫タイム”
- クラスタ
- グータラパパ
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18. 至福の予定がただのダラダラタイムに
- クラスタ
- グータラパパ
※2019年11月実施 デプスインタビューより
- スキル
- 人間関係
- クラスタ
- パパの潮流

独身時代からまったく変わらないパパがいる一方で、ママの個性や関係性との中で独自のスタイルを形成するパパも多い。ママ友との集まりが大好きなママに、ご近所付き合いはすべてお任せして得意なことに徹するパパ。家のことは自分で完璧にやりたいママに、平日は心おきなく外で働きながら休日の子育てに注力するパパ。週末も忙しく働くママに、家事や子育てに悦びを見出すパパ。それぞれの個性を生かした役割分担こそが、新たな家族のスタイルに。
- スキル
- 人間関係
- クラスタ
- パパの潮流

誰しもがパパとなり、すぐに子育てに取り組めていたわけではない。自分らしいパパのスタイルができあがるためには、そのきっかけとなる事件や発見など、パパの成長トリガーが存在する。
第2子の出産時になかなかパパに懐かない長男を、義父母に預けっぱなしにしたところ、ママから大叱責を受け、意識変革したという事件。また、子育てにより少なくなってしまった自分の時間を作るために、早起きをする朝型生活への行動変革。得意の料理で子どもの好きなメニューを考えてみたり、ゴロゴロしていた休日を子どもと一緒に遊ぶことで家族が笑顔になるという発見。こうしたパパの変化は、ママや子どもの喜びだけでなく、パパ自身の成長にもつながっている。
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- 人間関係
- クラスタ
- あとよろパパ

パパたちにとって大切なひとつが“ママの家族”との付き合い。子育て家族はママの実家近くに暮らし、子育てから財布まで両親のサポートを得ているケースは多い。そんな家族にとって、週末は近くにあるママの実家へ家族で出向き、みんなで夕食を食べるのが恒例行事。しかしこれ、パパにとっては、せっかくの休日に気疲れのもと。それならば、ママと子どもは一晩預け、一人帰宅して悠々自適の自分時間を過ごすスタイルのパパも。一見、自分勝手なようでいて、実はママや両親にも配慮した、合理的な作戦ともいえる。
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- 家事
- クラスタ
- パパの潮流

今のパパたちにとって自分の父親世代は、家事に取り組んでいたケースが少なく、身近にお手本がいないという現実も。一方で芸能人やSNSに登場するやり過ぎなパパのようには実際できないし、参考にならない。他のパパたちは、一体どの程度家事や育児に携わっているのか。自分のできることを自分らしくやっているパパたちも気になるもの。やっていない人の話も含めて、パパ達の実情がやっぱり知りたい。
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- 家事
- クラスタ
- ダブルスパパ

パパが担当と決めている皿洗いを徹底して手伝わないママは、使った食器は何日分でも溜めてしまう。置きっぱなしや脱ぎっぱなしが大嫌いなパパは、こんな状況でも文句は言わずに、家事分担を受け入れている。一方で、分担を決めず「気づいた方がやろう」というシステムにしている洗濯物たたみは、「もうそろそろ片付けなよ」と揉めごとの原因になることも。結局、部屋が片付かない方が落ち着かず、きれい好きなパパが済ませてしまうという、ママの根性、恐るべし。
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- 家事
- クラスタ
- ダブルスパパ

独身時代から得意だった料理が子育ての入り口となり、子どもや家族の胃袋をがっちり掴んで離さないパパも存在。出汁は鰹節や昆布からきちんと取り、揚げ物やシチューまで男のこだわりが満載だ。また、仕事の関係でママ雑誌やレシピサイトをこまめにチェックし、最新の調理家電もいち早く試している情報通パパ。安心・安全なものを子どもには食べさせたいと、スーパーに買い出しに行く時は、添加物や着色料などもチェックする意識高い系パパ。そんな料理好きパパたちにとって、子どもの「お代わり!」の声は何よりのご褒美に!
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- 育児
- クラスタ
- 全方位パパ

3人の子育て家族の朝は早い。かつては8時起きだったパパも、子どもが増えるにつれ徐々に早寝早起きとなり、現在ではなんと4時起き。ママに至っては3時起きだという。朝起きるとまずは、PCやスマホをチェックしながら自分の時間を過ごす。そして、6時に子どもたちが目覚めてくると、一緒に勉強を手伝い、家族そろって朝食を摂りながら会話するのが日課だ。この超朝型の時間捻出術により、自分の時間が作れるだけでなく、平日にも子どもとコミュニケーションを取れるきっかけが生まれている。
- スキル
- 育児
- クラスタ
- 全方位パパ

休日は子どもとの関係性を築く、最大のチャンス。普段はママと過ごすことの多い子どもを、どのようにしてパパの虜とさせるかは“遊び方”にある。「R行こう!」という秘密の暗号は、定番であるデパートの屋上「R階」のこと。自転車のチャイルドシートに乗る息子が、スマホの「ポケモンGO」でモンスターを捕まえながら移動する遊びはがぜん盛り上がる。トースターで実験のような料理を一緒にしたり、パパの日だけはゲーム時間延長やお菓子もOKなど、ママには内緒の秘密を作ることも子ども心を掴む秘策だ。
- スキル
- 育児
- クラスタ
- 仲間愛パパ

子育てへ積極的に参加することで、新たに生まれるのが地域とのコミュニティ。一見面倒に思いがちなPTAの役員や子どもの野球チームのコーチなども、参加してみるとやる気あふれるパパ仲間も増え、子ども同士のコミュニケーションが広がるメリットも。遊び場などを提供する地域の子育て支援施設も長年通うことで、必然的に新米パパたちから頼りにされるリーダー的存在となっていくのだ。
- スキル
- 仕事・役割
- クラスタ
- パパの潮流

パパたちの働く会社では働き方改革などの動きがあり、周囲の同僚たちも含め、帰宅時間が早まっていると実感。パパの平日子育て参加に、自由度が生まれてきている状況が拡がっている。授業参観や運動会も、事前に予定を調整してできるだけ参加するパパは多い。子どもの出産時には、日数こそ2~10日と仕事によって異なるものの、ほとんどのパパが産休を取得し、ママの出産サポートをしている。パパの育休については会社によってまちまちで、周囲ではまだ事例が少ないとの声も。
- スキル
- 仕事・役割
- クラスタ
- 自己PRパパ

写真が趣味というパパは、子どもの成長記録を口実に最新の高機能カメラをゲット! 撮影した写真がこれまでよりクオリティーアップし、パパもママも大満足だ。また、家族写真を動画にまとめることで、ママや実家からも喜ばれるプレゼントに。学校行事ではほかの子どもたちも撮影して共有すると、友だち家族たちから賞賛が集まり、ママも鼻高々。子どもが水泳大会で1位になった様子を早速SNSで公表すると、たくさんの“いいね”にパパの自尊心もくすぐられる。
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- 仕事・役割
- クラスタ
- 自己PRパパ

子育てというのは、人数が増える程に経験値が上がるのはパパも同じ。3児の父として職場でも知られるパパは、後輩の新米ママ・パパたちからも頼られる存在に。子育てグッズやアプリをはじめ、遊び方・育て方のポイントなど、リアルな経験に基づいた金言の数々に、驚かれることも多いという。こうした周囲からの評価も、子育てへの参加意欲になるのだ。
- スキル
- 消費
- クラスタ
- あとよろパパ

家事や子育てには十分協力しているけど、どうしても譲れないパパの趣味もある。ママの承諾も得ずに、思い切って購入したパパのドライブ優先車。子どもの頃から車が大好きだったパパは、お気に入りの車を子どもの送迎やお出かけにも頻繁に活用しているが、5年経った今も、子どもは車に乗るのを嫌がるという。どうも車特有の臭いが苦手らしく、遠出のドライブには乗り気ではない。いつの日か、独身時代のように独りドライブが楽しめる日まで、家族の送迎車としてささやかな喜びに浸るほかない。
- スキル
- 消費
- クラスタ
- 全方位パパ

子育て世代にとって重要な、お金の問題。日々の買い物においても、パパならではの節約術が垣間見える。スマートフォンには電子決済アプリやレシート管理アプリを搭載し、仕事の空き時間にはポイント付与サイトでクリック三昧。休日には特売のスーパーをはしごしながら、タイムセールになるとママと二手に分かれて格安商品を狙う。高額な買い物は増税前に済ませ、景品で貰ったスケジュール・ボードも活用するなど、子育て資金のためなら抜け目ない節約も厭わない。
- スキル
- 消費
- クラスタ
- パパの潮流

パパたちのスマートフォンを覗いてみると、彼らの子育てや家事のスタイルが見えてくる。仕事や家事、子育てにもアプリやネットを駆使するパパは、カテゴリーごとに分けられたフォルダが画面いっぱいにずらりと並び、効率的に使いこなしている様子がうかがえる。情操教育に熱心なパパは、YouTubeや音楽アプリを入れ、スマートスピーカーと連動させることで、子どもと一緒に洋楽を楽しんでいるという。一方で、使いこなせないまま放置されたアプリのアイコンに、アラートがたんまりなパパも。スマートフォンはパパの体を表すガジェットなのだ。
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- 趣味・時間
- クラスタ
- あとよろパパ

多くのパパが望むこととして挙げるのが、「自分の時間も大事にしたい」ということ。仕事や家事、子育てから解放され、趣味や独りの時間も楽しみたいもの。夜の飲み会はすべて仕事の「会食」ということにして、自分の時間を捻出している人も多い。また、仕事のスキルアップのための勉強時間や、新聞各紙を読むために帰宅途中に図書館へ寄る人も。一方、ママによっては、父親世代のイメージから「オトコは午前様でもいいから、しっかり働いて」というタイプもいれば、「パパも早く帰宅して子育てをしてほしい」と願うママもいる。パパたちの帰宅時間は“ママ次第”という点も大いに影響している。
- スキル
- 趣味・時間
- クラスタ
- グータラパパ

仕事で疲れて早く帰りたいが、家ではママや子どもを優先してしまうので自分の時間がつくれない…。家事や子育てはママに任せ、「残業」と称して帰宅時間をごまかすパパも。マンガ喫茶に立ち寄っては、好きなマンガやDVDを観ながら過ごす、自由な時間こそが最大の楽しみであり活力に。すべてママ頼みな状況だけに、これはバレたらひとたまりもない。
- スキル
- 趣味・時間
- クラスタ
- グータラパパ

家族が寝静まった深夜や、ママと子どもが帰省した時などにふと訪れる、待望の「自分一人の時間」。何をしようか、誰と会おうか、ご褒美タイムとばかりに期待に胸を膨らませてみるものの、結局はダラダラと何事もなく過ごして終わってしまうことも多い様子。仕事や家族との時間で一日のほとんどを割いてきたパパたちは、独身時代と比べて友だちも減り、自分自身の趣味もなかなか持てないという現実があるようだ。